1. はじめに

HRサイエンス研究所の酒井です。先日、技術書典というイベントに参加し、研究所から書籍を出版してきました。今回の記事では、技術書典に参加した様子をお伝えし、研究所から出版した書籍について告知します。記事の最後に、イベントの情報や書籍のリンクがあります。

2. 技術書典

技術書典とは、新しい技術に出会えるお祭りです。このイベントは、いろんな技術の普及を手伝いたいとの想いで始まったそうです。出展者は技術書を中心としてノウハウを詰め込み、来場者はこの場にしかない面白い技術書を探し求める。そんな技術に関わる人のための場が技術書典です。新しい技術や面白い技術に出会いたいという方は、おすすめのイベントです!

 私が参加したのは「技術書典14」です。技術書典14は、オンラインとオフラインで開催されています。オンラインは、2023/05/20(土)から2023/6/4(日)まで開催しています。オフラインは、2023/05/21 (日) に開催されました。

3. 書籍を出版することになったきっかけ

ミイダスは、2022年度より協賛企業として技術書典に参画しています。今までは書籍を販売したことがなかったそうなのですが、今回は社内からの要望により、研究所から、「HR Science Technical Note#01」を出版することになりました。また、研究所のメンバーが、オンラインとオフラインのイベントで、ミイダスの認知度を高めることを目標に参加してきました。

4. HR Science Technical Note#01の告知

 HRサイエンス研究所が出版した「HR Science Technical Note#01」(電子版)は、技術書典に登録いただくと無料でダウンロードできます。電子版は、5/26現在、262冊ダウンロードされています。

 本書は、HRサイエンス研究所の取り組みを紹介した集大成となっています。HRサイエンス研究所は、「データにかかわる機械学習」と「ヒトにかかわる心理学」を両輪に、データとテクノロジーを駆使し、求職者と仕事、人と組織のフィッティングを科学してきました。その中で、求職者一人ひとりが仕事で活躍できる可能性を見いだすことを目的とした「アセスメントリクルーティング」に関する知見・技術の研究開発を行っています。本書は、HRサイエンス研究所のこれまでの取り組みを紹介した集大成となっています。

HR Science Technical Note#01

5. YouTube Live(オープニングセレモニー)

5/20(土)に、YouTubeでオープニングセレモニーが開かれ、ミイダスが登壇しました(33分10秒から登壇しています)。自分は書籍を紹介するために登壇させていただきました。オープニングセレモニーには、130名ほどの視聴者の方々が観てくださっていて、ミイダスラップが盛り上がりました!翌日のオフラインイベントでは、「ミイダスラップを見ました」という方がブースに来てくださいました。

6. オフラインイベント

 オフラインイベント当日は、スポンサーが9:30から入場でき、ブースの準備をしていました。一般の来場者は、11:00から入場でき、1時間ごとに来場者が入場してくるといった状況でした。オフラインイベントは、17:00まで開催されていました。来場者数は、2100人といった数で、かなり盛り上がっている雰囲気でした。

 会場は、入り口から協賛企業のブースを通って、一般ブースへ移動することになっていました。これは、一般ブースに入る前に、協賛企業のブースを来場者に観ていただける仕組み(協賛企業に手厚い運営)になっていると思いました。協賛企業のブースでは、スタンプラリーが開催されており、スタンプを集めるとグッズと交換できる仕組みになっていました。

 ミイダスでブースを出展することは、今回が初めてだったのですが、事前に準備した書籍を460冊ほど(1時間で150冊ほど)配布することができました!多くの方々にHRサイエンス研究所のことを知っていただく機会になったと思います。

ミイダスの出展ブース

7. 書籍を出版しイベントに参加してみた感想

 私は、書籍の一部の内容を執筆したのですが、これまでに書籍を書いたことがなく、限られた準備期間で執筆する作業が大変でした。私の専門は心理学なので、心理学やアセスメントに関する内容を書いたのですが、読んでくれる人がどんな人なのか、どのような文章だったら読者に伝わるのかが全くわからないような状態でした。書籍を購入してくれた方に感想を聞いてみたいと思っています。

 技術書典というイベントに参加することも今回初めてで、学術会議とは違った雰囲気(参加者層など)のイベントでした。今回は、ブースを運営し、書籍を配布したり、スタンプラリーに参加したりすることで手がいっぱいでしたが、次回参加することになれば、ほかのブースや技術書をじっくりと見てまわりたいと思いました。

 技術書典14で、ミイダスのYouTube Liveを見てくださった方、ブースに来てくださった方、書籍を読んでくださった方、ありがとうございました!書籍は無料でダウンロードできますので、この記事を読んで気になった方は、ぜひダウンロードしてください。

8. イベントや書籍のリンク

  1. 技術書典14|https://techbookfest.org/
  2. オープニングセレモニーの様子|https://www.youtube.com/watch?v=m9wkm0e-K0c
  3. ミイダスラップ|https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000099622.html
  4. ミイダステックチームのnote記事|https://note.com/miidas_tech/n/n2008292cbec1
  5. HR Science Technical Note#01|https://techbookfest.org/product/qWYHJbmEePTCZjyRbcDFUB?productVariantID=aNMmcg9cvHjEUJTBVvxuRq