今回は久しぶりにセキュリティ関連の記事です。ちなみに前回は
をやりました。あれからGhidraがなぜか動かなくなって困っているんですよね僕。それはいいとして今回はdockerでkalilinuxの環境構築です。
KaliLinuxとはなんぞや?
このページを見ている方の大多数はMacかWindowsかLinuxを使っておられると思います。僕はMacです。そしてそれぞれOSというものがあります。今回扱うKaliLinuxとはLinuxOSの一種であり、ペネトレーションなどのセキュリティに優れています。ちなみに双子の兄弟的な存在のParrotOSというものもあります。Dockerとはなんぞや?
例えばこんな状況があります。- Macbook使ってるけどWordとか使えへんしWindows使いたいわぁ
- Windowsとりあえず生協で買ったけどLinux使ってみたい
- Virtual Machine
- Vagrant
- Dual Boot
Kitematicとはなんぞや?
これはGUIでdockerが使える便利ツールです。GUIがわからない方は次をイメージしてください。- GUIは.ipynb
- CLIは.py

kalilinuxのコンテナをゲットする
まずはインストールしたDockerをアプリケーションから起動しましょう。すると下のようにメニューバーのクジラのアイコンを押すと少し経ってから緑になります。




ツールのInstall
これでKaliLinuxが使える状態にはなりましたが、色々とツール(パッケージ)をインストールする必要があります。なのでやっていきましょう。
- apt-get update
- apt-get upgrade
- apt-get install vim
- apt-get install nmap
- apt-get install metasplot-framework
- msfconsole

イメージの保存
今色々パッケージをインストールしました。これを元に新たなイメージを作ろうと思います。Docker用語としてイメージ・コンテナがあります。簡単に説明しますと- イメージはカップ麺にお湯を入れる前
- コンテナはカップ麺にお湯を入れた後
- kaliをCREATEした(カップ麺を入手し、お湯を注いだ)
- execでkaliのコンテナに入りパッケージをインストールした(カップ麺の具材が増えた)
ターミナルでDockerからBashに移動してから下のように打ちましょう。

- docker run -it kali_env
- iはホストからコンテナをつなぐ
- t(ttyの略)はコンテナからホストにつなぐ
- itでコンテナ内部で作業をする時(kaliを使いたい時)